管理組合理事長の役得って?

分譲マンションの管理組合の理事長、って聞けば、ほぼボランティアで、総会運営だの苦労ばかり、というイメージが焼き付いている人も多いのではないだろうか。輪番制で役員が何年に一度か回ってくるにしても、理事長かそれ以外かで、負担は全然違うから、せめて理事長だけは逃れたい、みたいな話はよく聞く。

だから、理事長の役得だなんて名前のブログを作ったら、多くの人が想像するのは、何か利権とかがあって裏で得をする、みたいなことだろうか。まあ、世の中には何十万とマンションがあるはずだから、中にはそういうひどい理事長がいてもおかしくないとは思う。実際、ビジネス誌などでは、理事会を牛耳った理事長が、保守業者からリベートをもらってたり、管理費を好きに使っていたりとやりたい放題の理事長がいるなんて話が暴露されたりしている。

だが、このブログでいう役得とは、まかりまちがってもそんな不適切行為のことではない。では、適法な行為で、無給の理事長に何の役得があるのか?

そうだねえ、株式取引で言えば、インサイダー取引は違法だが、不動産取引では別にインサイダー取引は違法ではない。そして、理事長はインサイダー情報にアクセスしまくれて、その情報を活かせば損をせず、得ができる、というのが最大の役得だと、私は思っている。

まあ、具体的な話は、おいおいしていくことにしよう。

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